この先のVRゲームで起こりえる問題

今後この先に必ずシンギュラリティが訪れます。シンギュラリティとは人工知能が人間の頭脳を超え、人の暮らしのあり方を変貌させることです。 3DプリンタやVR技術は、それらにいずれ繋がる技術であると予想されています。

VRを使ったゲームはこれからが面白いと考える方は少なくありません。
VRは一人称視点で、自らが考え、行動することに使われます。画面をみてコントローラーを動かすだけではなくスポーツ的な要素も生まれ、医学などにも貢献し出しています。 実際にこの技術は恐ろしいほどのスピードで進歩し続けております。

VR技術はこれまでのゲームを一新させるほどの目まぐるしい発展を遂げていますが、これから私たちでは考え付かない分野にすそ野が広がることが考えられます。
そしてVRのゲームがさらなる進歩を遂げたときそれはすでにゲームの領域を超えた自身の生活にもなる可能性も秘めています。
今後VRゲームは第二の生活空間となるかもしれません。 そこでは自分の好みの分身を作り、物語でしか出会えなかった幻想的な人や生物などに出会うことも可能になるでしょう。
もしサンタクロースに会えたらワクワクしますね。
それを可能にするのがVR技術であり、そしてそれは現実に実現する可能性が高くなっています。

そしてそのとき、また改めてゲームに取り組むうえでの我々の姿勢の問題が浮かび上がるでしょう。
現実に生きる時間の中でVRゲームを楽しむ時間をどう作り出すか、少しでもその世界に依存したいという気持ちから労働などにもかなりの影響を及ぼすことになるのではか、などさまざまな懸念があります。

昭和の頃、そしていまでもゲームそのものすべてが害悪だと警鐘されています。
健康上悪影響がある、知識の低下や依存性があるなどと、実際に問題や誤解が溢れています。 しかしゲームは人の思考力を高め技術の発展にも貢献しているのです。

ゲームの良いところを存分に引き出せるように、利用する側も身を引き締めないといけません。